将棋世界という雑誌があります。
その雑誌の企画にプロ棋士数人に最新戦法や勝負感などをアンケートするものがありました。
その中で、「将棋はメンタルの状態が勝負に影響することが多いから仕事や人間関係で失敗した直後に対局が控えていたらどうするか?」みたいな質問がありました。
この質問って将棋に限らずハースストーンでも適用されるのではないかなと思うのです。
(たぶん対人の対戦ゲームは全部あてはまるかな)
そういったことで今月のブログ投稿の裏テーマを「ラダーでのメンタル調整」として掲げました。
今回はその最終回となります。テーマはこの本のBook Reviewです。
こちらの本は、当初の予定では、ランク戦で連敗や不調を感じたときに、気持ちを入れ替えて次の試合に臨む方法をピックアップしてまとめてみようかなと思っていました。
ただ、内容がどちらかというと仕事のストレスへの対処法といったところで、ハースストーンに直接的にむすびつけることはできないかなといったところでした。
しかしながら、一般的な職業および実力のプレイヤーがランク戦でレジェンドを目指そうとしたら通常は数日~数週間、仕事のない時間帯をラダーに当て続けることになります。
その時に仕事でのマイナスの感情をプレイに引きずっていたら、ランク上げは遠のいてしまいますよね。
ということで、この本からハースストーンに対して考察できることのひとつは仕事でのストレスをプレイングに持ち込まないようにすることだと思うのですがいかがでしょうか。
ただ、それだけだとやはり寂しいので、ちょっと無理やりですが、この本の内容から直接的にハースストーンに結びつけられそうなものを紹介します。
「緊張したらワクワクすると言い換えてみる」
実は「ワクワク」って言葉はあまり好きじゃないのですが……(語感がちょっと幼稚な気がしてしまうので……)
まぁ、そういう個人的な感情はおいといて、ネガティブな言葉を発すると脳のパフォーマンスを下げてしまうので、ポジティブな言葉を使うようにした方がよいということです。
ランク上げが伸び悩んだ時、ガン不利マッチング、ランク昇格戦などなど重要な試合で応用できるかもしれません。