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【蓮華紋×人身御供】第6章 蓮華紋と人身御供の差とは?

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いよいよ最終章です。

これまでの章で述べた内容を総括し、 この2枚のカードにおけるマナコストと効果の関係性を記していきます。

 

===いきなり結論===

蓮華紋と人身御供を比較すると、人身御供の方が強い動きができる可能性が高い。

 

逃げ道を作る様で申し訳ないですが、当然ながらカードプール、メタ、構築、試合展開によります。 

 

doordoorがこの結論に至った理由は、ハースストーンには、極端な構築にしたり、デメリットを打ち消しあったりして強いコンボを生む戦略があるからです。

 

「極端な構築」、「デメリットを打ち消しあう」戦略のひとつは第5章で取り上げたキューブロックがそのひとつです。

 

ここでは、他の例をみてみます。

 

<極端な構築の例>

=ビッグスペルメイジ=

 

キーカードはドラゴンの憤怒と魔法のワタリガラス

 

デッキからランダムにひいた呪文のマナコストを参照して効果を発動します。

 

この2枚のカードのデメリットはひいた呪文のマナコストが低かったら、弱い効果となる点です。

 

それを考慮し、ビッグスペルメイジでは低マナの呪文を一切採用しないという極端な構築をとっています。

 

<デメリットを打ち消しあう例>

追い詰められた歩哨→カワキヒゲの鎧職人 

 

追い詰められた歩哨のデメリットはもちろん、相手陣地にトークンを並べてしまうこと。

 

カワキヒゲの鎧職人のデメリットは、相手陣地にミニオンが少ないと効果が薄いこと。

だからといって、相手にミニオン展開を無償でゆるすわけにもいかないこと。

 

この2枚のカードを順に召喚することで、支払ったコスト以上の装甲を得るコスト踏み倒しの動きを可能にします。

 

相手陣地にならぶミニオンは追い詰められた歩哨が召喚した1/1トークンなので、旋風剣などとあわせて除去しやすいというのも利点です。

 


 

フラットな目線でみるとデメリット効果もゲームの進行に影響をあたえるひとつの要素と単純化してみることができます。

 

蓮華紋はゲームの進行に与える要素がバフひとつであるのに対して、人身御供はバフとミニオン破壊のふたつです。

 

同じマナコストでもゲームの進行に与える要素の数が異なることにもっと着目する必要がありました。

 

単にデメリットがあるから弱いと切り捨てるのではなく、その効果が試合展開に与える影響を冷静にみていくことがマナコストデザインを理解するカギになると考えました。

 


 

あとがき

 

ハースストーンはゲームです。

 

ゲームの楽しみ方はいろいろとありますが、そのひとつに「純粋に勝ちを追い求める」というものがあると思います。

 

今回の連載企画が勝ちを追い求めようとする人の一助になればよいなといったところです。

 


 

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