こんにちは。doordoorです。
私は普段ハースストーンというデジタルカードゲームに関するブログ活動をしています。
デジタルカードゲームというものは往々にして運ゲーと言われてしまいがちです。
そんなゲームをプレイする日々の中で、書店で『運は操れる(メンタリストDaiGo著)』という本をみかけました。
これの内容からカードゲームをはじめとしたeスポーツ分野に考察した記事が書けたら面白いかなと思い立ち、「eスポーツ×運理論」というタイトルのブログ企画をつくりました。
広くeスポーツについて書きたいとは思いつつ、私がメインでプレイしているハースストーンをたとえ話にしていることが多い点はご了承ください。
ということで、運をどうやって操るのか……?
操れないからこそ運のような気もするけど……?
という感想がわくのではないかと思うのですが、これについてこの本で解説されていることをおおまかにまとめると以下のようなことではないかとdoordoorはとらえました。
運が良い結果になりやすいような科学的裏付けのある行動をとる。
では、具体的にはどのようなものをさすのか、まずは本に書かれていた2つの例を紹介します。
そして本書の中から特にeスポーツに応用しやすいと思った「脱フュージョン」「コントローラビリティ」「ワーキングメモモリ」「セレンディピティ戦略」の4項目について順に記してみます。
つまり今回のブログ記事は4章構成です。よろしくお願いします。
運を操る例1.じゃんけんで勝率をあげるには?
この本の冒頭でじゃんけんについて書かれています。
最初はグーではじめるじゃんけんの場合、グーで丸めた手を開くか開かないかの動きを見極めれば、グーチョキパーのどれを出すか予想できるというのです。
この知識を知っていて、さらに動体視力を鍛えていれば、じゃんけんの勝率をあげられる(らしい)のです。
じゃんけんは運で勝敗が決するゲームと一般的にはなされています。
しかし、それでも勝率をあげるにあたって有益な知識があり、研鑽する余地があります。
一見すると介入の余地がなさそうな運できまる事象でも、運がいいといえるような結果に導きやすくするための知識や研鑽をつめる可能性があります。
こういったことが運をあげる科学的裏付けのある行動といえるのではないかと思います。
運を操る例2.愚痴りながらゴルフをプレイするとミスショットが増える?
本の中盤でゴルフを例にした話があります。
プレーの序盤でミスが連続したとき不運を愚痴りながらゴルフを続けると、集中力がとぎれて一つ一つのプレーが雑になっていき、さらに悪いスコアになっていくというものです。
これは自己充足的予言といい、悪いできごとにこだわりすぎると幸運のチャンスを逃し、さらに悪い出来事が重ねてしまうというのです。
このような心理学的な心の動きを知っていると、幸運のチャンスを逃しにくくなるといえます。
ネガティブな感情を手放す→脱フュージョン
では、心理学をもとにした幸運を逃しにくくする手法のひとつ=脱フュージョンについて記してみます。
ハースストーンは往々にして運ゲーと呼ばれてしまいがちで、イライラの感情を誘発しやすいものです。(↓参考)
一般的にイライラするとプレイのミスが増えるといわれており、対策を考える記事が様々なサイト・ブログで多数書かれています。
ここでは、ネガティブな感情を手放すことを意味する脱フュージョンを紹介します。
・脱フュージョンの手法の一つ目→採点法
今時点でのネガティブな感情を数値化することで、感情を客観視し、ネガティブな感情から切り離されていくというものがあります。
各試合の終わりごとなどの区切りがよいタイミングで行ってみるとよいかもしれません。
・脱フュージョンの手法の二つ目→言葉や歌に出す
本では歌唱法と紹介されているこの方法は、イライラなどのネガティブな気持ちを歌にのせてはきだすというものです。
笑いとともに不安を遠ざける効果があると記されています。
これは特段にゲームがうまくいかなかったときに活用できそうでしょうか。
こんな感じで、残りの3つのキーワードについて随時更新していきます。
残りもよろしくお願いします。
自己紹介
ハースストーンのブログ、動画の投稿活動をしています。
ハースストーン最高ランク:レジェンド235位(2019/9/21)