ハースストーンの新ゲームモード『バトルグラウンド』が公開されてからはやいもので1ヶ月ほど経ちました。
今回はバトルグラウンド公開以前からレジェンド常連だった実力者が、バトルグラウンドでも高レートを難なく達成している様子を配信でみて、「配信者って強い人がおおいよな~」とふと思ったのでそれについて記します。
過去にも↓の記事などで動画を取り上げた、精神科医の樺沢紫苑先生の動画から脳科学をもとにこの疑問についてかんがえてみます。
強いから人気配信者になった?
まぁ、多分これが第一の答えでしょう。
せっかく見るなら強い人のスーパープレイを観戦したいものです。
しかし、これだけで終わってしまうとこれから上位プレイヤーor人気配信者を目指したいという方へのヒントが何もないので、配信をすることそのものが上達の効果が高いのではないかという仮説を記していきます。
樺沢紫苑先生が「記憶を強化する方法」という動画の中で、声に出しながら暗記をすると記憶力があがるという実験について解説されていたので、こちらを取り上げます。
話すことは自己成長するためのアウトプットの方法のひとつ
樺沢先生は自己成長するためにはアウトプットが大事ということを、多くの著書や動画で解説されています。
アウトプットというとクオリティの高い動画や記事などを創作しないといけないという印象を抱く人もいるかもしれませんが、樺沢先生の著書『アウトプット大全』によると単に「自分の考えを話すこと」や「質問に答えること」も重要なアウトプットであると記されています。
配信だと、なぜそのプレイングを選んだのかを話したり、リスナーからの質問に答えたりといった基本的な『話す』ことに関するアウトプットが自然とできます。
これらのアウトプット経験が、どういったプレイングが強いのかといったスキルアップに必要な情報を記憶する手助けになっているのではないかと思いました。
これが頻繁に配信をする人がゲームがうまくないりやすい秘密ととらえてはいかがでしょうか。

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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配信はアウトプットの時間効率が最も良い
動画内ではインプット:アウトプットの比率を3:7にするともっとも学習効果が高いと解説されています。
仮に、実際にプレイする時間を情報収集としてのインプットの時間とし、動画や記事などの投稿活動に充てる時間をアウトプットの時間とします。
例えば私の投稿活動(アウトプット)はブログをメインにしていますが、ブログだとプレイする時間と記事を書く時間は完全に別枠となります。
しかし、配信だとプレイしながら(インプット)、解説する(アウトプット)ことが可能です。
ブログや動画は編集の時間が必要となるので、プレイ時間+αの時間が必要になります。
配信はブログや動画投稿者と比べると同じ時間でも多くのプレイ時間とアウトプット時間を確保できるのですね。
あとがき
ここまで配信のよさを語っておきながら、doordoorはもろもろの事情で配信活動を始める予定はありません。ただ、配信活動をしてみたいな~と思っているひとの後押しになればと思い今回の記事を投稿しました。
自己紹介
ハースストーンのブログ、動画の投稿活動をしています。
最高ランク:レジェンド235位(2019/9/21)
https://twitter.com/doordoor_hearth
Youtube(更新停止中)