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ハースストーンについての考察ネタなど

挑発はフェイスを守るのみにあらず

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挑発……盤面にこの能力をもつミニオンがいる場合、相手は挑発を持たないミニオンやヒーローを攻撃できなくなるという能力です。

 

今回はやや初級者向けをイメージしていますが、挑発が味方ミニオンを守るという戦い方について記してみます。

 

挑発はヒーローが攻撃されなくなるという特性から、守る戦い方を主とするコントロール系デッキでフェイスを守るときに強みを発揮されることが多いです。

 

例えばクラシックカードならミッドレンジ~コントロール系のパラディンにおけるティリオン・フォードリングでしょうか。

聖なる盾つきの挑発の防御力はすさまじいものがあります。

(最近はゼフリスからとってくる以外はあまり見かけませんが……)

 

最近のスタンダードなら回復効果が長期戦と相性がよいカルトゥートの守護者、相手ミニオンを破壊する断末魔が盤面形成を許さない怪しくない潜入者などが強い挑発ミニオンです。

 

しかし、デッキの種類次第では、短期決戦を目指す攻撃的なデッキでも挑発ミニオンが採用されています。

攻撃的なデッキではフェイスを守る理由はありませんから、これらは別のものを守る目的で採用されます。

 

 

アグロドルイドにおけるクリプトロード

beerbrick.com

アグロドルイドは主に3年前のマンモス年に活躍したアーキタイプです。

一時はTierSデッキと呼ばれることもあるほど強力でした。

初心者向けをイメージしているといいながら例として思いついたデッキが昔のデッキだけだったのが申し訳ないです。(笑

ハースストーンを最近始めた人向けにアグロドルイドの基本事項を記しておきます。

 

当時のアグロドルイドの戦い方は、小型ミニオンを横展開して一斉にバフして早期にフェイスを削りきることを狙うものです。

 

小型ミニオンの展開は、ファイアフライ海賊パッチーズが有効でした。また、中盤以降のミニオン展開に有効なカードとして動きわるマナという呪文もありました。

バフとしては今もスタンダードで使われている野生の力獰猛な方向、スタン落ちしてしまった呪文としては蓮華紋があげられます。

 

ところでこのデッキによく採用されたカードとして、特に小型ミニオンでもなく、突撃でもなく高攻撃力でもないクリプトロードがあります。

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3マナ支払って1/6のミニオンを召喚するなら、薙ぎ払いの方がフェイスを詰めるのにいいと思われるかも?

これについて、例えばですが次のような展開の試合があれば挑発の意味が分かりやすかと思います。

 

アグロドルイドミラーで盤面の戦力が拮抗しているときにクリプトロードを召喚できれば、相手はクリプトロードに邪魔されて十分な除去ができないということが起こるかもしれません。

次の自分のターン、自分の盤面にクリプトロードの挑発によって守られた小型ミニオンが残っていれば、蓮華紋や野生の力でバフをかけてさらに相手と勢力の差を拡大できるかもしれません。

 

テンポ系のデッキではしばしば、強い挑発が採用されます。

最近のデッキだとぴったりした例がどうも思い浮かばないのですが、奇数ローグに良く採用されていたタールクリーパーや奇数パラディンの含み笑う発明家などが該当すると考えています。

これらの採用理由は自身の耐久性と挑発によって盤上のミニオンの頭数を維持しやすくしてバフやフェイスアタックにつなげる戦略が強いからだと思います。

 

バトルグラウンドにおける挑発

昨年新しいゲームモードとして実装されたバトルグラウンドでは、挑発の活躍は通常のゲームモードとは違ったものがみられます。

 

戦闘フェイズ中に徐々にバフされるミニオンと挑発

具体例:腐肉喰いのハイエナ、ワックスライダー・トグワグル、ジャンクロボ、ドラゴニッド・エンフォーサー

これらのミニオンは戦闘フェイズの後半まで残れば、容易に除去されないほど育つ可能性を秘めています。

 

しかし、最初に相手からの標的にされてしまい、無残にも初期スタッツのまま破壊……なんてこともありますよね。

 

そこで、挑発ミニオンを配置しておくことが有効になります。

ランク戦と違い、ミニオンがヒーローを攻撃対象にすることがないモードであるからこそ挑発が味方ミニオンを守るという構図がわかりやすいですね。

 

断末魔で味方にバフするミニオンと挑発

具体例:ン=ゾスの落とし子、巨狼ゴルドリン、キング・バガァグル

これらのミニオンは戦闘フェイズの初期段階で破壊されてほしいミニオンです。

ですから基本的には左側に配置して序盤に攻撃して自壊するようにします。

 

しかし、コールドライトの預言者で体力バフがかかりやすいキング・バガァグルなどは、1回の攻撃では破壊されないなんてこともありえます

最悪の場合、戦闘フェイズの終盤までズルズルと生き残ってしまい、断末魔効果がいまいち発揮されないということになります。

 

そこで、これらの断末魔ミニオンにアルガスの守護者(ゴルドリンなら猟犬使い)で挑発をつけて、敵から攻撃させるという戦略があります。

 

スタッツが高くないものの効果が強力なミニオンと挑発

具体例:群れのリーダー、バロン・リーヴェンデア、ソウル・ジャグラー

これらのミニオンはできるだけ破壊されずに残ってほしい、また素のスタッツが低く攻撃させる意味が薄いことから右側に配置されます。

 

基本的な考えは「戦闘中にバフされるミニオン」と同じですが、これらのミニオンが並ぶころには相手が、エリミネーパーヒドラをもっている可能性があることにも注意が必要です。

 

相手が獣構成やメカ構成だった場合は特に、これらを警戒して、挑発の隣には重要ミニオンを置かないという読みが必要になってきます。

 

あとがき

初心者だったころ、なんでアグロドルイドにクリプトロードをいれるのかな~と疑問に思っていたことを最近になってふと思い出しました。

そこで、自分なりの回答を記すことにしました。

今、初心者プレイヤーとしてハースを始めようとしている人の参考になれば幸いです。

 


 

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