Vicious SyndicateのData Reaper Reportでは各デッキの使用率や相性など最新のメタについてまとめたデータがそろっています。
英語なので、少々読むのは大変ですが解説文も非常に詳細です。
ただひとつ不思議に思うのは、HSReplayやTempo Storm、各種海外プレイヤーの配信などで呼ばれているデッキ名とは少し違う名前で呼ばれていることがたまにある点です。
例えば、ワタリガラス環境で流行った秘策テンポメイジのことをVicious SyndicateではAluneth Mageと呼んでいました。
たしかにAlunethは秘策テンポメイジの切り札的カードではありましたが……
時がたち、悪党同盟環境においてもこの風潮は続いているようでして、せっかくだからまとめてみます。
・Lackey Rogue
現環境トップのテンポローグのことですね。
たしかにLackey(悪の手先)はこのデッキの主力カードではありますが……
ちなみにlackeyは辞書的な意味としては「子分」といったところのようです。
似たような綴り、発音の単語にluckey(幸運な)というのがあるので、まぁ間違える人は少ないようにも思いますが注意が必要ですね。
発音はlucky→lʌki、lackey→lækiと一応異なりますが、これの使い分け、聞き分けは結構難しそうな印象……
・Conjurer Mage
召術師の招来の英語名"Conjurer's Calling"からとったようです。
つまりカドガーメイジのことですね。
Tempo Stormもこの名前で呼んでいました。
・Morpher Shaman
マックモーファーの英語名"Muckmorpher"からきてるようですね。
つまりビッグシャーマンのことでしょうか。
(最新の#129ではBig Shamanという表記になったようです。
・Oblivitoron Hunter
ホロボシトロンの英語名Oblivitronからきているようです。
環境初期で少し話題になった九生ありやズルジンを採用した遅い構築のメカハンターのことかと思われます(下記引用文参照)
Oblivitron Hunter is the slower strategy built around Mechanical Whelp and Nine Lives.
(vS Data Reaper Report #127より)
一般的にはメカハンター=アグロメカハンターという状況ですので、区別するためにこのような名前を付けたのかと思います。