渡良瀬遊水地で貴重な自然を見に行く

渡良瀬遊水地は、群馬、栃木、埼玉、茨城の4県にまたがる面積33km2の日本最大の遊水地です。

広大な谷中湖とその周辺のヨシ原は、フォトスポット自然体験の場として注目されます。

今回は渡良瀬遊水地について、どのような場所か、どういったところが見どころか記してみます。

 

1. 渡良瀬遊水地とは

渡良瀬遊水地は、群馬、栃木、埼玉、茨城の4県にまたがる遊水地です。

渡良瀬遊水地には渡良瀬川からの水が流入しており、洪水時に川の水を貯え下流の増水を抑える役割があります。

渡良瀬遊水地は、第1から第3までの3つの調節池から成り立っています。

このうち第1調節池内の貯水池は谷中湖(やなかこ)と呼ばれ、魚釣りやウォータースポーツが楽しめます。

(エリアが決められているので事前に調べてから計画・実行しましょう。)

 

Tips_遊水地とは

遊水地は、大雨による河川の増水時に水を一時的にためておくことで、水位の上昇を防ぎ、洪水被害を軽減させる目的でつくられます。

 

1.1. 渡良瀬遊水地の歴史

明治時代、渡良瀬川の下流域では、足尾銅山から流入する鉱毒によって作物が育たないといった被害がでていました。

さらに洪水被害も深刻であったことから、これらの問題を解決するために遊水地計画がだされました。

渡良瀬遊水地は、鉱毒の沈殿と洪水の軽減を目的に1930年に完成しました。

※参考

 

1.2. 渡良瀬遊水地の自然

渡良瀬遊水地は、その大半をヨシ原でおおわれており、その広さは国内最大級といわれています。

ヨシは湖沼や河川などの水辺に生えるイネ科の植物です。

渡良瀬遊水地は、約1,000種の植物、約260種の野鳥、約1,700種の昆虫、約50種の魚など多種多様な動植物が生息しています。

国指定の絶滅危惧種に該当する種もあり、大変貴重な環境であるといえます。

その貴重性から、2012年にラムサール条約に登録されました。

参考:渡良瀬遊水地の自然 | 渡良瀬遊水地 WATARASE YUSUICHI

 

Tips_ラムサール条約とは

ラムサール条約は、湿地に関する国際的な条約です。

その内容として以下の3つがあげられています。

(1)保全・再生

(2)賢明な利用(ワイズユーズ)

(3)交流・学習

参考:環境省_ラムサール条約と条約湿地_ラムサール条約とは

 

群馬県内では尾瀬と芳ヶ平湿地群がラムサール条約の登録湿地です。

参考:環境省_ラムサール条約と条約湿地_日本の条約湿地

 

2. 渡良瀬遊水地の行き方

2.1. 渡良瀬遊水地の場所・アクセス

渡良瀬遊水地の場所はこちらの地図を参照してください。

 

2.2. 渡良瀬遊水地の駐車場

渡良瀬遊水地の駐車場への入り口は、中央エントランスと北エントランスの2か所が主です。

エントランスや駐車場の場所についてはこちらのガイドマップがわかりやすいかと思います。

渡良瀬遊水地の駐車場の利用可能時間については以下を参照してください。

利用時間以外の時間帯は、制限柵によって入り口が半分閉じられ、通り抜けしづらくなります。(閉幅1.9m以上の車両は出入り不可)

~利用時間~

  • 3月1日~10月31日:9時30分~17時まで
  • 11月1日~11月30日:9時30分~16時30分まで
  • 12月1日~2月末日:9時30分~16時まで

~利用できない日~

  • 毎週月曜日
  • 年末年始(12月29日~1月3日)
  • 月曜日が休日の週の火曜日
  • 月・火曜日が休日の週の水曜日
  • 洪水の前後(状況により)

 

※参考(「利用時間のご案内」を参照してください)

総合利用案内 | 渡良瀬遊水地 WATARASE YUSUICHI

 

3. 渡良瀬遊水地のおすすめポイント

3.1 フォトスポットとして人気

渡良瀬遊水地は、自然環境の広大さからフォトスポットとして人気だそうです。

朝夕は幻想的な写真が撮れるときもあるということで、インスタグラムでもよく投稿されているようです。

(参考)

 

上毛新聞の「空からぐんま」という企画で渡良瀬遊水地が取り上げられていました。

「空からぐんま」は県内の観光地を空撮した写真とともに特集するもので、月に1回掲載されます。

今回の掲載された写真は、谷中湖と日暈(夕日を光の輪が囲む現象)の組み合わせが印象的でした。

 

こちらは、このブログの筆者が撮影した写真です。

谷中湖の水面に夕日が反射している様子がいいかなと思いました。

▼撮影:21/9/13

渡良瀬遊水地

 

3.2. 各種イベント

渡良瀬遊水地では、年間を通して様々なイベントが実施されています。

自然豊かな渡良瀬遊水地ということで、自然体験型のイベントが多い印象です。

詳細はこちらのイベントカレンダーを参照してください。

イベント情報 | 渡良瀬遊水地 WATARASE YUSUICHI

 

特に毎年3月に実施されるヨシ焼きは、春の風物詩的な存在として、話題になります。

ヨシ焼きは枯れたヨシを焼き払うことです。

これにより枯れたヨシの堆積を防ぎ、地表まで十分な日光があたるようにして、草花の芽吹きができるようにします。

ヨシ焼きは、渡良瀬遊水地の希少な植物の保護のために必要な活動です。

(参考)

 

しかし、近隣住民にとっては、降灰被害などの理由で必ずしも肯定的な見方ばかりではないようです。

ヨシ焼きは渡良瀬遊水地の自然を守るために必要な行為ですので、近隣住民の理解が得られるような工夫が進んでほしいと願っています。

 

4. 渡良瀬遊水地に来たら寄ってほしいところ_3県境

渡良瀬遊水地の近くには、群馬、栃木、埼玉の3県境があります。

この3県境は、数ある県境の中でも徒歩で簡単に行ける3県境として知られています。

渡良瀬遊水地のすぐ近く(中央エントランス駐車場から徒歩で約5分)ですので、渡良瀬遊水地に遊びに来たら、こちらも行ってみるといいかと思います。

詳しい紹介や行き方はこちらのブログ記事を参照してください。

 

◆私の活動について
群馬県をeスポーツの聖地にしようという動きがあるらしい。

それなら、群馬の魅力eスポーツの魅力ともに発信する活動ができないものか。

そこでこれを実現すべく、各種SNS等を通じて投稿活動をしています。

 

Twitterでは群馬の写真や観光情報、イベント情報、グルメ情報などを投稿。

Instagramでは群馬の写真や観光に出かけた様子を投稿。

ブログではTwitterやInstagramでは記載しきれない撮影の様子、撮影地の紹介、eスポーツに関して思ったことなどを記事にして投稿。

YouTubeではデジタルカードゲーム「ハースストーン」をテーマに動画投稿&配信活動中。